住宅業界&住宅設備建材業界の問題点を解決していく。
前回、住宅業界とリフォーム業界の新規事業や売上拡大のご支援について私の意見を述べましたが、今回は様々な企業様のコンサルティングをする上で、一番最初に深掘りする『問題点』について触れてみます。
まず、住宅業界や住宅設備建材業界の問題点と一言でいっても、新築着工減・不動産価格高騰・資材や設備の価格高騰・購買意欲の減少など様々な要因については、すべての人にとって平等に与えられる条件であるので、今回は別の目線(外的要因や他責は含まない)で分析したいと思います。
一番の問題点は、『売り手と買い手の温度差が大きい』ことだと思います。売り手は今までのやり方、自社のこだわり、使いやすいメーカーなどをお施主様に押し付ける傾向があり、逆に買い手は冷静にネットで情報収集、偏った知識などで工務店を困らせることもあるのが現実です。
それらの問題点を解決するのは容易ではありませんが、私は工務店様にもお施主様にも共通してお伝えすることがあります。それは『相手の立場に寄り添うこと』です。工務店様は、ファッション業界や雑貨業界、自動車業界など様々な異業種のトレンドやサービスを知っておく必要があり、お施主様に合った最適な提案をするべきであり、お施主様も一方的に理想や無理難題を言うのではなく、プロの意見を聞き歩み寄ることも必要です。双方が思いやりと尊重する姿勢で家づくりをしていけば、必ずいい住まい(満足度が高い住まい)になると思います。
住宅設備建材プランナーの仕事は、家づくりやリフォームに携わるすべての人に最適な提案をすることですが、お客様の問題点(困りごと)に対して、最善の解決策を導くことや一緒にソリューションする、そして具体的な方策実行まで併走するところまでお手伝いさせて頂いております。住宅のコンサルティング、住宅設備建材のコンサルティングというとわかりづらいですが、住宅に関するお困りごと、住宅設備建材のお困りごとは、お気軽にご相談ください。